丁寧で古びない
シンプルなデザイン
住まいは、「長く住む」ことが基本です。そのため、丁寧でシンプルな「古くならない」デザインを心がけています。
そのための第一は「シンプルで時代を超えていく、単純な美しさ」があること。流行を取り入れた奇をてらったデザインは、流行が終わると急に古くさく見えます。これまでのスクラップアンドビルドの時代はそれでも良かったのですが、これからは、建てた家を永く住みつないでいく時代なので、「時間が経っても常に美しい」古くならないデザインを丁寧に行います。
第二は「本物の素材を使うこと」。古くなると新建材は「ぼろ」になりますが、自然素材は「味わい」になります。これからは、丁寧に永く住みつないでいく時代なので、時間が経つほどに味が出て価値が高まる自然素材をできるだけ使ったデザインとします。
(今から家を建てた方が老後を迎える2050年頃には、家の新築は少なく中古住宅に住む人が多くなることが予想されています。欧米諸国と同様に中古住宅の市場ができ、中古住宅が高い値段で売買される時代になります。新建材を使った大多数の家は「ぼろ」なので安い価格となりますが、自然素材を使って「味」の出た住宅は価値が出るので、老後の資金の備えになる時代がきます。)